筋トレとストレッチ
筋トレとストレッチは,どちらも健康寿命の維持には欠かせないのですが,それ以外にも大事な効果があります。
それは『疲れない体になる』ことです。
筋力がないと,歩いたり,階段を昇降したり,荷物を持ったり,何をやっても疲れるというのは当然なのですが,体が硬くても同じことになります。
なぜなら,体が硬いと,自分の体を動かすのに余分なエネルギーが必要だからです。
なので,いくら筋トレをやってムキムキになっても,体がカチコチであれば疲れやすく,同時に『腰が痛い』や『肩が凝る』などといった症状からはまぬがれません。
筋トレを頑張っているのにもったいない!
筋トレとストレッチはバイクの両輪のようなもので,片方が欠けてもとちゃんと動きません。
ジムに行くと,多くの人が筋トレやバイクやランニングを頑張るのだけれど,ストレッチはその前後にちょいちょいっとやる程度です。
『ストレッチ=ウォーミングアップ』というイメージが定着しているせいだと思うのですが,ストレッチは単なるウォーミングアップではなく,柔軟性を高める目的で行うれっきとしたトレーニングです。もう少し時間をかけて,じっくりと行うべきなのです。
ちなみに,パワーヨガなどのアクティブなヨガは,適度な筋トレとストレッチにより,両方を同時に高めていく効果があります。が,両方いっぺんに行うということは,片方だけを行うよりも効率が悪いです。また,ヨガは有酸素運動なので,瞬発的で太い筋肉はつきにくいです。
僕もかつて,『ハードなヨガを毎日やっているから柔軟性と筋力は完璧~♡』と思っていましたが,後から両方ともそれほどでもないことに気づかされました。
なので,筋トレと陰ヨガを組み合わせる習慣を取り入れました。
今回のポイントは,
・筋トレとストレッチの両方とも大事。
・ストレッチをおろそかにしないで!
という内容でした。
写真は長野県の霧ヶ峰高原。
夏美先生のポーズ中,海外からの観光客がガンガン見ていました。