ストレッチを行うときの注意点を4つまとめました

サイト管理人のたかです。

今回は,ストレッチをやってみよう!という方に,NGな方法をまとめてみました。

1.体が冷えているときのストレッチはNG!

冷えているときは筋肉が伸びにくいです。これは,低温だと筋肉が収縮するため,また,タンパク質のコラーゲンが固まるためです。
固いものを無理に引き伸ばそうとすると,裂けてしまいます。つまり,怪我の原因になるということです。
ストレッチは運動後や暖かい日中など,体が温まり筋肉が柔らかくなったときに行いましょう。
お薦めはお風呂上がり
めちゃくちゃ伸びるし,その後快眠できますよ!

2.痛みを伴う過度なストレッチはNG!

痛みは体が発する警告のサインです。これを無視して過度に深めると怪我になります。
ストレッチを続けていると,ついつい「あと1cm深めてみよう」とか「もう少し痛みに耐えて伸ばしてみよう」という欲が出てきます。気持ちは分かるのですが,自制しましょう。
『痛い』=30%,『気持ちいい』=70%のあたりを目指しましょう。

3.反動や重力を利用したストレッチは慎重に!

上の2.と重なるのですが,反動や重力に任せると,ストレッチの深さをコントロールしにくくなります。なので,過度に深まらないように注意しましょう。
危なくなったらすぐにストレッチから抜けられるように,常に体をコントロールすることを意識して下さい。

4.予習なしの適当ストレッチはNG!

事前に本などで予習しましょう。特に,ストレッチの効果には「どの筋肉が体のどの部位を連結しどんな動きに関わるか」といった解剖学的な知識も影響します。
良い本は,安全で高い効果が得られるストレッチの方法を解剖学的に説明しています。前もってそのような本を読むか,トレーナーに方法を聞いてから行いましょう。

僕自身は,苦手なヨガのポーズがあると,狙った部位だけをストレッチさせてポーズを深めるようにしています。
そのため,「あのポーズができるようになりたい!」といった強い動機付けのもと,ついつい深めすぎて怪我をすることを繰り返してきました。

肉離れはとても痛いです。
座っても立っても寝ていても,24時間常に痛みが襲ってきます。もちろん夜はぐっすり眠れません。目の下にはくまが常駐して,いけない薬をやっている人みたいになりました。こんな生活を1ヶ月以上続けたこともあります。
また,ストレッチを深めすぎて関節が外れた経験のある方もいるようです。

ストレッチも,他の運動と同様に怪我の危険性があります。
安全に,快適なストレッチを楽しんで下さい。

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